ジオパークに認定されている豊後大野へ行ってきました。
こちらは、緒方町の俚楽の郷(りがくのさと)。
水車が回っていましたが、この日は寒いさむい。つららが下がり、霜もついていました。
以前、酒蔵だった建物の中に、絹さん人形が展示されています。
後藤絹さんというおばあさんが、74歳のころから始めた、農家の暮らしを表した人形制作の数々が展示されていました。
細かいところまでていねいに作り込まれていました。
今は亡き後藤絹さんのお言葉です。
「 吾は消ゆるも 人形のみは永らえて 昔のすがた もの語りせよ 」
昔の暮らしを知る者は、人形を見て、皆、なつかしいと声をあげていました。
絹さんのそのことばどおりになっていますね。